Interface誌で連載中の「ブラシレス・モータを回すプログラム 書き方講座」で利用しているキットです.
連載では,最も分かりやすい矩形波駆動でブラシレス・モータを回します.
●内容物
マイコン・ボード:NUCLEO STM32F302R8(STマイクロエレクトロニクス)
モータ・ドライバ・ボード:P-NUCLEO-IHM001(STマイクロエレクトロニクス
DCブラシレス・モータ:BR2804
ホールセンサ
販売ページ
●おすすめポイント
ゲート・ドライバICにはL6230を使っています.ハイサイド/ローサイドのデッド・タイムなどはゲート・ドライバで管理するためマイコンからは扱いやすくなっています.
カートに搭載している「CQブラシレス・モータ」とはモータの極数などが違いますが,駆動の考え方は同じです.カートのモータについて各駆動方式(矩形波駆動,正弦波駆動,ベクトル制御)を学習するには,手軽でよいキットになっています.
●ほかに用意するもの
・6~24V程度の電源(電池でもOK)
・パソコン(プログラムはmbedで開発する)
・+ドライバ,はんだごて,はんだ線,ニッパ
●あるとよいもの
・オシロスコープ
・安定化電源