インバータ・キット2は制御用マイコンとしてSTM32(STマイクロエレクトロニクス)を使っています.
白い基板のNUCLEO STM32 F302R8は,STMマイコンが載ったマイコンボードです.インバータ・ボード(緑色の基板)に重ねて設置されています.
このNUCLEOボードの代わりにArduino Uno R4を使ってモータを回す方法を構築中です.
2つのボードのコネクタ形状に互換性はありません.従って,Arduino Uno R4をNUCLEOのコネクタに差すための変換ボードを製作しました.この変換ボードを製作するために必要なガーバーデータは近日公開します.
ガーバーデータがあれば,PCBメーカに依頼してボードを製作できます(安いところであれば,送料含めて数百円)
Arduino用のプログラム(スケッチ)は現在開発中です.2024年の早い段階で公開できる予定です.
STM32の方が性能が高いので,特に高度な制御を行う場合はSTM32の方がよいでしょう.従って,キットに付属するボードを変更する予定はありませんが,Arduinoに慣れている人には扱いやすいオプションが増えます(キットに変更はなく,あくまでユーザにて改造するという形です).