プログラムの書き込み方は,インバータ・キット2_矩形波ソフト編のP2~P3をご参照ください.
Nucleoボードのプログラム書き込みについては,通常トラブルになることは多くないと思うのですが,時たまWindowsのドライバの関係なのか,うまくいかない場合があります.NucleoボードをUSBケーブルでPCに接続すると,通常はMassストレージとして認識されます.このMassストレージにドラッグ&ドロップでプログラムをコピーすれば,書き込みが行われます.その後 自動的にNucleoボードが再起動すればOKです(使用するPCによっては再起動しないものの,ちゃんと書き込まれている場合もあります).
プログラム(ファームウェア)が正常に書き込まれた場合,通常はNucleoボードが再起動した後,再びフォルダのウィンドウが表示されます.その際,書き込んだファイルは表示されないのが正常です.
上手くいかない場合
うまくいかない状態にも複数あり,
・(1)Massストレージとして認識されない→他のPCを使いましょう(ケーブルにも問題がないか確認する.充電専用のケーブルは信号線が結線されていない)
・(2)ドラッグ&ドロップで書き込めない→USBケーブルの抜き差しをしましょう(電源設定のジャンパ位置も確認してください)
・(3)ドラッグ&ドロップの後,Nucleoが再起動するが,プログラムが書き込めていない
(3)ですが,再起動した後,再びMassストレージとして認識されたNucleoボードの中に,FAILEDというファイルがある場合,書き込みがうまくいっていません.
プログラムの書き込みが正しく行われたか分からない場合は,Lチカなどの簡単なプログラムを用意して,書き込みしてみてください.
以下に,一連の手順の分かる動画を示します.
ピンバック: CQインバータ・キット2のプログラムの作り方 | Interface – CQ出版
ピンバック: ブラシレス・モータが回らない場合にチェックすること – EVカート