カート車体と各部品の仕様をまとめます.

カートの車体

現行機種(アッカーマン・タイプ)販売ページ

旧機種のハンドリング操作が良好ではなかったため,改良しアッカーマン・タイプとなりました.

基本セットレース仕様という,2つのタイプが販売されています.

ハンドル・センタ位置
右に切った状態

モータ・マウント部

CQブラシレス・モータを取り付ける部分の形状は,新旧 機種共通です.

外側から見た状態
内側から見た状態(写真は旧機種)
矢印の3か所でモータを締結する
モータを取り付けた状態
モータを取り付けた状態
モータはM6で3結
ドリブンスプロケットはM5で3結

スプロケット

車体に付属する標準スプロケットは16T(ドライブ)と60T(ドリブン)のセットです.保守部品として丁数の違うものも用意されています.

スプロケットの価格はこちらを参照してください.

モータ側(ドライブ)車体側(ドリブン)チェーンのコマ数減速比
20T50T662.5
18T50T642.78
16T60T723.00
18T50T643.13
16T60T703.33
16T60T703.75
18T70T793.89
16T70Tj774.38
スプロケットの組み合わせによる減速比

旧機種(センタ・ピポット・タイプ)

すでに販売は行っておりません.

センタ・ピポット・タイプ

ブラシレス・モータ・ドライバ・ボード(インバータ・ボード)

インバータ・キット2(販売ページ

 マイコンとしてSTM32(STマイクロエレクトロニクス)を使用しており,MbedやCubeIDEなどの開発環境が使えるので,ソフトウェア開発がやりやすくなっています.

 基板の銅箔を厚くすることで,モータの駆動電流について旧製品に比べてより大電流を流せるように改良され,旧製品は30Aだったヒューズが100Aに変更されています.許容できる電流値は冷却の条件などによって変わります.

 モータ(U,V,W)とホール・センサ,バッテリとの接続に電気的な変更はありません(コネクタは変更されている場合があります).

インバータ・キット(旧製品)

 マイコンとしてV850(ルネサスエレクトロニクス)を使用しています.保守部品もあまり手に入らなくなってきているため,ドライバ・キット2(ファームウェアに互換性なし)の使用をお勧めします.